12月

サンタクロースは何歳?家族はいるの?クリスマスの気になる疑問にお答えします。

毎年クリスマスになるとなんとなくお祝いしているけど、分かってないことってたくさんありますよね。

筆者も、幼稚園児の息子に色々と質問されるのですが、毎回答えに悩みます(汗)そういえば、ほとんど何も知らないままクリスマスを祝っていたなーと気づかされます、、、

クリスマスと言えばの【サンタクロース・トナカイ・クリスマスツリー】についての気になる疑問にお答えします!!

 サンタクロースについての気になる疑問

サンタクロースって誰?

サンタクロースのモデルは約1600年前にギリシャのパトラスという街で生まれ、トルコのミラでキリスト教の司教として慈善活動をしていた聖(セント)ニコラウスです。

聖ニコラウスがサンタクロースのモデルになったわけは、このような伝説があるからです。

聖ニコラウスは、貧しさのあまり三人の娘を嫁入りさせることもできず、娘を身売りしなければならないと嘆いている男性の話しを耳にしました。
ある夜、聖ニコラウスはその家を訪れ、家の窓から金貨を投げ入れました。すると、暖炉の近くに干していた靴下に金貨が入ったといいます。

この金貨のおかげで、この男性は娘たちを身売りせずに済み幸福に暮らすことができて、聖ニコラウスに感謝しました。


聖ニコラウスはオランダ語で「シンタクラース」と呼ばれ、その後アメリカに伝わりシンタクラースが訛って、サンタクロースと言われるように
なりました。

サンタクロースってどこに住んでいるの?

サンタクロースは、いつも世界中の子どもたちの様子を見ることができる、北極に近いグリーンランドという所に住んでいます。お手伝いをしてくれる妖精たちと移り住みました。

歳を取ったサンタクロースが1人で世界中の子どもたちにプレゼントを配るのは大変なので、長老のサンタクロースを手伝うために、公認サンタクロースが認定されるようになり、世界中にサンタクロースがいます。

サンタクロースは何歳なの?

サンタクロースは今年で1750歳になります。これは、聖(セント)ニコラスが生まれたのが270年頃と言われているからです。

ただ、サンタクロースは550歳から自分の歳を数えるのを止めたので、ずっと550歳と言い続けているとも言われています。

サンタクロースは歳を聞かれるのは好きじゃないみたいです。

サンタクロースは家族がいるの?

サンタクロースには妻のミセスクロースがいますが、二人の間に子どもはいません。それは、二人は毎年忙しく子どもを育てる時間がないからです。

毎年サンタクロースはNaughty list(悪い子リスト)とNice list(良い子リスト)を作ったり、子どもたちのためにおもちゃの準備をします。

ミセスクロースは、エルフ(妖精)やトナカイのお世話をしたり、サンタのソリの修理や魔法の服を直すのを手伝ったりします。

トナカイについての気になる疑問

なぜトナカイがソリを引くの?

1822年アメリカの詩人・神学者のクレメント・クラーク・ムーアが「クリスマスイブ・サンタクロースの訪問」という詩を書きました。その中で、サンタクロースを乗せた8頭のトナカイがソリを引いた夜空を飛んでいると書きました。

また、昔から寒い地域に住む人々にとってトナカイは欠かせない存在で、北欧に住む先住民族のサーミ人もトナカイと共に暮らしています。

魔法が使えると言われているサーミ人がトナカイを連れていたことから、サンタクロースの相棒はトナカイというのが定着していったと見られています。


「魔法が使える」といわれている北欧のサーミ人という遊牧民族がトナカイを連れていたことから、それがサンタクロースのイメージに合い、取り入れられたという説もあります。


ソリを引くトナカイは全部で9頭いて、「赤鼻のトナカイ」でルドルフは有名ですが、それ以外にも実は、全員に名前がついています。

また、ソリを引く順番も決まっています。

ルドルフ⇒ダッシャー⇒ダンサー⇒プランサー⇒ヴィクセン⇒ドナー⇒ブリッツェン⇒キューピッド⇒コメット

南半球でもトナカイがソリを引くの?

南半球はクリスマスの時期は夏になりますが、トナカイは南半球でもサンタのソリを引くのでしょうか?

なんと南半球のオーストラリアでは、トナカイの代わりに白いカンガルーが登場します。

サンタの住む北極近くから南半球まで行くのはとても遠く大変で、トナカイたちは疲れてしまします。そこで、南半球へ行くときはトナカイたちを休ませて、代わりに6頭のカンガルーに引いてもらうそうです。

また、サンタクロースはソリを使わない代わりに、カヌーや船で現れたり、最近では、水上バイクで引いたモーターボートに乗って現れるサンタクロースもいるそうです。

クリスマスツリーについての気になる疑問

日本で最初にクリスマスツリーが飾られたのいつ?

日本にクリスマスツリーが飾られたのは1860年で、これは欧米とあまり変わらないようです。


プロイセン(現在のドイツ北部からポーランド西部にかけて広がる地域)から、オイレンブルクが東方アジア遠征艦隊の司令官兼全権使節として、シャム(タイ)や清国、日本との条約締結に向けて1860年に来日しました。

その際クリスマスツリーを飾るために、随員はありとあらゆる植木屋を探し回って、モミの木に似た木を見つけたといいます。

18世紀のドイツではすでにロウソク飾りをつけたモミの木が普及していました。1790年頃にドイツからイギリスにクリスマスツリーが伝わって、その後1830年頃にデンマークやノルウェー、1840年頃にはフランスへ普及したようです。

ちなみアメリカへは、1810年頃にドイツから移民が持ち込んだといわれています。

クリスマスツリーが飾られる意味は?

アダムとイブが誕生したエデンの園のリンゴの木ですが、円の中心にそびえるもう一方の命の尊さを象徴する木、これを模して、クリスマスツリーが飾られるようになりました。

キラキラ輝くオーナメントは、エデンの園の林檎の

果実や降り積もった雪が夜空に輝いている

様子を表現しています。

また、ヨーロッパでは昔から、

常緑樹のモミの木を永遠の生命の

象徴として崇拝する樹木信仰という風習があり、そこからクリスマスツリーといえばモミの木といわれるようになりました。

クリスマスツリーはいつまで飾るの?

日本では、クリスマスが終わるとクリスマスツリーやクリスマスの飾りはすぐに片付けられ、続くお正月飾りへと変わりますが、北欧やアメリカでは1月の下旬まで各家庭で飾っています。

クリスマスの余韻を新年まで、ゆっくり十分に楽しみます。

北欧やアメリカでは本物のモミの木を飾る家庭がほとんどで、オーナメントを外した後に外で焼く風習もあります。

まとめ

クリスマスは、現在日本でも年中行事となりましたが、クリスマスについてよく分からずにお祝いしている人がほとんどではないでしょうか。

クリスマスについて少しでも知った上でお祝いすると、より一層楽しめるのではないかと思います。

今年は、家でゆっくり過ごすという本来のクリスマスの過ごし方で、クリスマスを楽しみましょう。

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