こんにちわ。ステイホームをすることが多くなり、自宅でさまざまなゲームを楽しんでいるファミリーも多いと思います。
今回は「KABUKI」というゲームを紹介します。その名の通り、日本の歌舞伎がベースとなっているゲームですが、外国で作られているので、言わば逆輸入的なものです(笑)。
すぐに何でも覚えられる子どもたちと、歳を重ねてなかなか人の名前や顔を覚えられない大人が一緒に楽しめるメモリーカードゲームだと思いますので、ぜひ家族みんなで楽しんでいただきたいと思います。
「KABUKI(歌舞伎)」はどんなゲーム?
人数:2~6人 対象:6歳~ 時間:20分
歌舞伎座で歌舞伎役者に隈取(化粧)をするのですが、同じ役者に一度した隈取を、再度することは避けなければなりません!もし、だれかが同じ隈取をしてしまい、そのことに気づいた人は、ポイントをゲットすることができます。一番多くポイントを獲れた人が勝ちとなるゲームです。
ゲームの準備
箱の中に、50枚の隈取カード、24個のトークン(コイン代わり)、ルールブック、4枚の役者カードが入っていることを確認します。
それぞれのプレーヤーにトークンを配りますが、2~4人のプレイヤーの時は5個、5~6人のプレイヤーの時は4個で、残ったものは箱に戻します。
次に、50枚の隈取カードをシャッフルして、隈取が描かれた表面を下にしてテーブル中央に置きます。4枚ある役者カードは、隈取カードの周りに四方に置いて、プレイを開始します。
いよいよゲームスタート!!
まず、じゃんけんでも歳の順でもランダムでも良いので、最初にプレイをする人を選び、そこから時計周りでプレイします。
プレイヤーは一番上の隈取カードを引いて、みんなに見せます。
そして、そのカードを4枚ある役者カードのどれか一つの上に、下のカードが見えないようにしっかり重ねて置きます。置いたら次の人に順番が代わり、次の人も4ヶ所のどこか好きな場所に隈取カードを重ねて置きます。
順番にカードを置いていきますがその時に、同じ場所に、同じ隈取をされたカードを置くことは避けなければなりません。
「この隈取は前に置かれたのを見たぞ!」と思ったら、『ストップ!!』と叫んでゲームを中断させます。ストップと言われたら、今置いたところにある全てのカードを確認します。
もしそこに一枚かそれ以上の同じ隈取カードがあれば、数の分だけストップをかけたプレーヤーが、間違ってカードを置いたプレーヤーからトークンをもらえます。確認が終わったら、元の順番でカードを戻します。
回数を重ねていくと、前の隈取がどんなものだったか忘れてしまい、同じ隈取をする可能性がどんどん高くなっていきます。
「ストップ!」をかけたけど、同じ隈取がなく自分の勘違いだった場合は、自分のトークンを一つ箱に戻さなければなりません。
また、もし調べた時に同じ隈取のカードがあることを発見しても、それが一番上の今置いたカードとは違うものであれば、過去の間違いは無視して、ゲームを続けます。
一人のプレーヤーが全てのトークンを失うか、テーブル中央のカードが全てなくなればゲーム終了です。続けて2ラウンド目を始めますが、1ラウンド目で最下位の人からスタートします。
3ラウンド行い、一番得点の高い人が勝ちとなりますので、1ラウンドごとにプレイヤーがいくつトークンを持っているかメモをしておくと良いでしょう。
ゲームの感想とまとめ
単純で簡単なゲームなので、子どもでも簡単に理解できて、意外と大人もハマる楽しいゲームだと思います。三周目くらいになると、もうどれも同じ隈取に見えて、全然わからなくなってしまい、記憶力の衰えを身に染みて感じました(汗)。
二人からもできますが、二人だと盛り上がりに欠け、すぐに自分の順番が回ってきてしまうので、できれば4人以上でプレイすると楽しいと思います。
そして誰かがストップをかけないと、淡々とゲームが進み面白くないので、間違い覚悟で、「ストーップ!!」と叫んでゲームを盛り上げましょう!!
なかなか外出できない日々が続き、子どもたちも大人もストレスが溜まっていると思いますが、自宅でできるカードゲーム・ボードゲームを家族みんなで楽しんで欲しいと思います。