ステイホームの時間が多くなり、家庭での子どもとの遊びに悩んでいる家庭も多いのではないでしょうか。
我が家の息子は4歳を過ぎてから、ボードゲームに少しずつ興味を示すようになり、最近はおうち時間でボードゲームを楽しんでいます。
小さい子どもでも比較的遊びやすい、立体積み重ねゲーム「キャプテン・リノ」を紹介します。
ゲームの趣旨
簡単にいうと、キャプテン・リノというスーパーヒーローが高いマンションの上から泥棒や悪者を見張るために、みんなで交代に屋根のカードと壁のカードをできるだけ高く積み重ねて、マンションを建ててあげるという趣旨のゲームです。
屋根カードに描かれている線やマークに沿ってゲームを進めていきます。
ゲームに入っているもの
このような可愛い絵の描かれた箱にはいっています。中に入っているものは、屋根カード15枚、壁カード28枚、土台のカード1枚、キャプテン・リノ(サイのスーパーヒーロー)の置物1個、説明書です。
ゲームを始める前の準備
まずは、土台となるカードをテーブルの真ん中に置きます。カードは裏表があり、表は簡単で、裏はちょっぴり難しいので、難易度に応じて決めてください。
そして、プレーヤーによくきった屋根カードを裏向きにして5枚ずつ配ります。(二人で遊ぶときは7枚ずつ)
配られた屋根カードは手札として、自分以外は誰にも見られないようにしておきます。余った屋根カードは補充用の山札なので、少し離れた位置で、みんなが手の届くところに置いてください。
いよいよゲームスタート!遊び方
準備ができたら、いよいよゲーム開始です。時計周りで順番に行います。
まず最初の人は、土台に描かれている線に合わせて壁カードを立てます。
壁カードは、折り目に沿ってしっかり折り曲げ、なるべく土台の線に合うような角度にして、立てるようにしましょう。
(上の写真の土台カードは表の簡単な方で始めた場合↑)
壁カードを立てたら、自分の手札の屋根カードから1枚選んで、壁カードの上に置きます。そしたら今度は次の人の番になります。
これを繰り返していきますが、建てる時のルールや、カードに書かれている印に従って、プレーしていきます!
①積み重ねる時に両手を使えます。
②触れるのは、置こうとしている壁や屋根カードだけです。
③壁カードを曲げる角度や立てる位置は、出来る限り正確に沿わせます!!
④屋根カードは真上から見たときに必ず土台と同じ位置になるように置きます。
カードの種類と意味
屋根カードにはいくつかの種類があり、特別な印がついたカードもあるので、その印に従ってプレイを進めていきます。
【方向転換】 (写真の右上)
順番が反対周りになる。二人で遊ぶときは関係ありません。
【一回休み】 (写真の上中央)
次の番の人は一回休みになり、順番を飛ばされます。ふたりの時はまた自分の番になります。
【追加のカード】 (写真の下中央)
次の番の人は、新しい階層を立て始める前に、屋根カードの山札から一枚引かなければなりません。
【二枚重ね】 (写真の右下)
屋根カードの上に、さらにもう一枚重ねます。ただし、同じ二枚重ねの印がある屋根カードは重ねられません。
もしそれ以外の屋根カードが手札になかったり、手札が一枚もなかったら、次の順番の人にその人が手札から選んだカードを一枚もらい、それを置きます。
【キャプテン・リノ】 (写真の左下)
次の人は自分の順番になったら、まずキャプテン・リノを今いるところから、この新しいキャプテン・リノ印のところまで、移動させなければなりません。
ゲームの終わりは?
ゲームの終わりは次のうちどれかです。
- 誰かが手札の最後の屋根カードを置いたとき…そのひとが勝ち
- 高層マンションが倒壊してしまったとき…マンションを倒壊させた人が負けで、そのほかの人で手札の屋根カードが一番少ない人が勝ち。同じ枚数の場合は、手札のカードに印がより多く残っている人が勝ち。
- 壁カードがすべて使われたとき…全員が勝ち
プレイしてみての感想とまとめ
幼稚園児の息子は、上手く土台と同じ位置に壁カードを立てるのが少し難しそうでしたが、楽しみながらプレイをしていました。
ルールを厳しくすると「やめる!」とか言い出しそうなので、慣れるまでは勝ち負け関係なく、ちょっとルールを変えて、協力して高いマンションを立てる「協力型ゲーム式」で取り組みました。
時間もあまりかからないし、簡単なルールなので、小さい子どもでも楽しめると思います。子どものボードゲームデビューに「キャプテン・リノ」をプレイしてみてはいかがでしょうか…?
ちなみに、4月29日放送のラビットでは「一番面白いボードゲームランキング」で「キャプテン・リノ」の巨大版が見事1位にランキングされていました。