暖かい季節になり、いよいよ待ちに待ったキャンプシーズン到来です!!子どもがある程度大きくなり、キャンプデビューさせるのを楽しみにしている人も多いと思います。
しかし、子連れキャンプはハプニングの連続で、大人だけのキャンプ以上に計画した通りに行かないことが多いのも事実です…。
そこで今回は、せっかくの楽しいはずのキャンプが台無しにならないように、子連れキャンプでこれだけは気を付けておきたい注意点を、筆者の体験談を交えながら紹介していきます。
きっちり時間を決めない!ゆとりのあるタイムスケジュール
多くの人が時間を決めて、それに合わせて行動するように計画を立てているのではないでしょうか…?
しかし、子どもがいると独身時代のキャンプとはワケが違います!!
「〇時に出発して、〇時に買い物して~、〇時にキャンプ場到着してテント設営して…。」なんて、細かく計画してもその通りに行くことはまずないと思っておいた方がいいです!!
出発の準備に時間がかかったり、途中でトイレに行きたいと言い出したり、車酔いしたり、色々あります…。その度に親は、ついイライラしてしまうんですよね…。
しかし、何も予定を立てなければイライラもしません。当日に予定は何も入れません。
「とりあえず暗くなる前にテント設営できればいっか!!」くらいに考えておくと良いでしょう。
テント設営の際も子どもから目を離さない!!危険なことは始めに伝えておく!
テント設営をしていると、つい集中してこどもから目を離しがちになってしまいます。
よくキャンプ場に行くと、小さい子どもだけで自由に遊ばせている人も見かけたりしますが、子どもだけで遊ばせるのはとても危険です。
子どもは好奇心旺盛で、大人が想像もしていないことを平気でやろうとします。川や海に入ったり、木に登ったり、オートサイト場の車が通る場所を走り回ったり…キャンプ場ではあらゆるところに危険が潜んでいます。不審な人がいないとも限りません。
毎年のようにキャンプ場での子どもの事故も報道され、川で溺れた子どもの助けに入った他人が犠牲になるというニュースも目にしますね。親がみていないところで、他の誰かが危険だと思い、気にかけてくれていることもあります。
自分の子どもの命はもちろんのこと、他人の命や楽しいキャンプの時間までも奪わないよう、絶対に子どもから目を離さないよう気を付けましょう。
そしてキャンプの前に、川や海が危険なことや親の目の届かないところに絶対に行かないようにすることを話しておきましょう。
どうしても近くに川があると子どもは行きたくなるし、虫を見つけたらどこまでも追いかけてしまいますよね…。
そんな時は、割り切って我が家ではテント設営の間だけ、ゲームさせています。今の子どもはこれさえあれば、どこにも行きません!!本当に助かります。公式サイトでも、屋外やアウトドアでもしようできるとアピールしていますし(笑)。
「キャンプに来てまでゲームさせる?」と周りからは思われているのでしょうけど…でもどう思われても、親としてはとりあえず人に迷惑かけたり危険なことをされるより全然いいと思っています。
ある程度子どもも大きくなると、一緒にテント設営を手伝ってくれたりしますし、なんかゲームさせたくないなぁという時は、パパにテント設営任せて、私は子どもと遊んだりします(笑)。
時と場合に応じて、どのように子供を見守るのか、それぞれの家庭で話し合って決めると良いと思います。
子どもの着替えは多めに!!救急セットも必須アイテム!!
ただでさえキャンプは荷物が多くなるので、できる限り荷物は減らしたいところですが…。子どもはけっこうな頻度で服を汚すんですよね(泣)。
川や海で濡らしたり、お漏らししてしまったり、ジュースをこぼしたり…。
「着替え持っていくことなんて言われなくても分かってるよー!!」ってツッコミが入りそうですが…私は何を忘れても絶対忘れちゃいけない「子どものパンツ」を忘れてキャンプに行ったことがあります…。たしか年少の時だったかな…(汗)
しかもそんな時に限ってお腹ゆるゆるで…失敗しちゃうんです…。「取り換える下着がないっ!!」って気づいた時は、もう絶望的でした…。
どうしよう…パンツ洗って乾くまでの間はノーパンで過ごしてもらうしかないか…と思ったのですが、幸いその時は水着があったので、水着を履いてもらいました。
ただひたすらパンツが早く乾くことと、また汚してしまわないことだけを願って過ごしました。正直そうなると、キャンプどころではありません!!子どもにも夫にも責められ、せっかくの楽しいはずのキャンプが台無しになりました(泣)。
大人は一日くらいパンツを取り換えなくてなんとかなりますが、子どもの着替えだけはくれぐれも忘れないように気をつけてください!!
そして、転んで擦りむいたり、虫に刺されたりちょっとしたハプニングもあるので、絆創膏・虫刺され薬・ワセリン程度の救急セットも持参すると良いでしょう。
料理は頑張らない!!レトルトを上手に活用
キャンプの楽しみの一つが夕食ですよね!!キャンプで何を作ろうかなと、何日も前から考えているパパママも多いと思います。
でも…、子連れキャンプって慣れないと、火を起こしたり、夕食の準備も思うように進まないんですよね…。準備できる前に「お腹すいた~我慢できない」と子どもが言い出したりするし…。
まずは、子連れキャンプに慣れるまではレトルト食品やフリーズドライを上手に活用すると良いと思います。防災グッズとしても、たくさんのフリーズドライ食品が売られています。
もちろん子連れキャンプに慣れた家庭にもおススメします。我が家でもよくお世話になっています。便利で簡単な上に、とっても美味しいですし♪
実は時間をかけて作るカレーよりレトルトカレーの方が子どもには評判が良かったりするんですよね…。個人的にはキャンプ場でのカップヌードルとか最高にウマいです(笑)!!
キャンプって日常から離れて、自然を満喫してゆっくり過ごすために行ってるのに、「手間暇かけて料理なんて作ってられるかーーー!!」って思うママも中にはいるはず…。(私だけ…?)
まとめ
以上、これだけは気を付けておきたい4つのポイントを紹介しました。子連れでキャンプデビューとなると張り切って、「ああしたい!こうしたい!こんな料理作りたい!!」なんて色々やりたいことが出てくると思いますが、やりたいことを詰め込み過ぎると上手くいかなかった時のダメージが大きく、キャンプ自体を楽しめなくなってしまいます。
まずは子どもに大きなケガがなく、しっかりテント設営して一夜を過ごせたら良し!としましょう。徐々に子連れキャンプを楽しんでいってください。