いつの時代も人は夢とロマンを求めて、そして多くの人が一攫千金を夢見ているのではないでしょうか。
大人も子どもも夢中にさせた宝探しの本「ザ・シークレット」について、2021年1月11日放送の「世界まる見え!謎解きミステリークイズSP大金持ちが全米に隠した12個の宝箱探せ」で取り上げられていました。
「ザ・シークレット」の本と、番組の内容を紹介します。
宝探し本「ザ・シークレット」とは?
ザ・シークレットとは1982年、今から約40年前にバイロン・プライスが書いた宝探しの本です。
宝箱のありかは、12枚の挿絵と12の詩によって暗号化され、それらを読み解いていくと、宝箱を見つけ出すことができます。
その12個の宝箱はアメリカやカナダの秘密の場所に埋められていて、2019年10月までに見つけられた宝箱はたったの3箱で、現在も多くの人が一攫千金を求めて、その宝箱のありかを探し求めています。
日本ではアメリカで発売された1年後の1983年に出版され、2014年には英語版が再出版されています。
最初の宝箱はイリノイ州シカゴで発見され、2つ目はオハイオ州クリーブランドで発見されました。3つ目はマサチューセッツ州ボストンで発見されました。

世界まる見えで取り上げた内容は?
3つ目の宝箱は、アメリカの探検家であるテレビ司会者が謎の伝説を調査するリアリティー番組で発見されましたが、その内容を世界まる見えでは取り上げていました。
この3つ目の宝箱を見つけるため、家族みんなで数百時間かけてなぞを解いたという男性が、冒険家である番組の司会者とともに謎を解きながら、
宝箱を見つけるまでの様子を紹介していました。
この番組がアメリカで放送されたのは、2019年10月30日だったようです。

番組では上の絵が示す宝箱を探し出していました。
この絵を見ても、さっぱりどこの場所を示すか分かりませんよね…?
アメリカの地理に詳しい人や地元に住む人ならいくつかは解読できるのかもしれませんが、日本に住む私たちには全く予想がつきませんよね…。
【ネタバレ注意!!この絵に隠されていたものは…?】
この絵には“BOSTON”という文字が隠されていたり、この女性の髪形が野球のグラウンドを表していたり、女性の顔は宝物のありかの近くに建っている銅像を示していたりと、よくよく考察すると謎が解けてくるようです。
そういわれても、全く分かりませんよね…。

また、同時に詩に書かれている内容も読み解いていくと〝feel at home〟と書かれてところがあるようですが、そのホームも家ではなく、宝箱が埋まっている野球グラウンドのホームを指しているなど、とにかく観ていて「そういうことか!」と、自分も一緒に謎を解いているようでワクワクしてきます。
現在はその場所は、野球グラウンドではなくなり工事現場になっていましたが、そこを掘っていくと宝箱の欠片が次々にでてきて、ついには宝箱の中に入っていたと思われる鍵を見つけ出します。
見つけた宝箱を出版社に持って行くと、宝物と交換してくれるようですが、その掘り当てた鍵を持っていくと、なんとそこでは、作者の妻や娘たちが待っていました。
妻は「夫が亡くなった後に見つかるのは初めてで、こうして亡くなった後も宝箱を追い求めてくれる人がいることが嬉しい」というようなことを言っていました。
見つけた男性も、「決して見つかることはないと思っていた。見つかるまでの過程や家族と過ごした時間を楽しんだ」と話していました。
と言いながらも、なんと宝箱を見つけた男性は、実際に本物のペロドットという宝石を手に入れることができました。

本当に夢があって素敵なお話でした。
今でもまだ9個の宝箱がアメリカのどこかに埋まっています。
まだまだ一攫千金のチャンスはあります。興味がある人は本を読んでみても楽しいでしょう。
ディスカバリーチャンネルを観るには?
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