最近暑い日が多くなり、麦茶を作り始めてたご家庭も多いのではないでしょうか…?
我が家では、暑くなり夏が近づいてくると、「そろそろタイティーの季節だね!」「飲みたいね!」のやりとりを合図に、チャーイェンと呼ばれるタイのお茶を作り始め、麦茶と共に冷蔵庫に作り置きします。
暑い日にぴったりの飲み物「チャーイェン」について紹介します。
チャーイェンとは?
チャーイェンはタイ語で「アイスティー」という意味です。英語ではThai tea(タイティー)と呼ばれ、その名の通り、タイのお茶です。
タイでは一般的な飲み物で、レストランやフードコートには必ずと言っていいほどありますし、屋台でも売られています。
原料は、発酵させたセイロン紅茶やアッサム紅茶から作られていて、それにオレンジブロッサム蒸留水やスターアニス(八角)、潰したタマリンドの種や他のスパイスなども加えられ、とても香り豊かなお茶です。
オレンジ色を付けるために、タマリンドの種以外にも、黄色や赤の着色料の成分が加えられているものもあるようです。
我が家でも愛飲していて、一般的に売られている人気ブランドの茶葉には、「バニラフレーバー」と書かれていて、着香されているようです。フタや袋を開けた瞬間にふわぁ~と、とても甘いバニラの良い香りが漂ってきます。
チャーイェンの飲み方は?
タイでは、コンデンスミルクにお茶を注いで混ぜて、それを氷のたくさん入ったグラスに入れて飲むのが、もっともポピュラーな飲み方です。
コンデンスミルクの代わりに、砂糖と牛乳をいれて甘くして飲んだりもします。我が家でも、コンデンスミルクは甘すぎるので、少しの砂糖と牛乳を入れて飲んでいます。個人的にはこっちの方がさっぱりして好きです。
タイでは、この温かいお茶を朝に飲んだりもするようで、温かいお茶にも冷たいお茶にも、ミルクを入れずに砂糖だけ入れて飲んだりもします。
砂糖だけ入れても美味しいですが、砂糖にプラスしてライムやミントを入れると、爽やかな飲み口になってスッキリと飲みやすくなります。
チャーイェンの作り方
①まず、ティーポットや耐熱容器に茶葉を入れてそこに熱湯を注ぎます。私は、下の写真のようにたくさん作り置きして置くときは、小鍋にお湯を沸かして、そこに茶葉を投入しています。
量の目安としては、1カップに対してタイティーミックスを2グラムと書いてありますが、ミルクを入れると薄くなるので、私は少し多めにいれて濃くして飲んでいます。けっこうな黒色に見えますが大丈夫です!
②漉しながら茶葉が入らないようにして、入れていきます。この茶葉は細かいのでネルフィルターや目の細かい茶こしを使うとよいです。うちにある茶こしでは通り抜けてしまうので、一人分作る時は、コーヒーと同じ要領で、コーヒーフィルターを使ってやっています。小鍋でたくさん作った時は、漉し布を使うと早くていいです。
③お好みでコンデンスミルクか、砂糖と牛乳、または砂糖だけ加えて甘さを調節してください。そのままホットか、氷を加えて冷たくして飲んでください。
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我が家では、熱いうちに砂糖を投入して丁度良い甘さにしておいて、あとは冷めてから麦茶ポットに入れて冷蔵庫で保存して置きます。飲みたい時にすぐ飲めるのでおススメです。
ぜひこの夏は、麦茶やアイスコーヒーだけでなく、一緒にチャーイェン(タイティー)も作ってみてはいかがでしょうか…?