タイ料理

夏こそ食べたい!タイのスキ焼き「タイスキ」本格的で簡単レシピを紹介

「鍋料理」と聞くと、寒い冬に食べるものと思っている人が多いと思います。自宅でお鍋を食べるのは、肌寒くなってきた秋から冬にかけてですよね。

しかし、年中通して暑いタイの国にも鍋料理は存在します。暑い夏に汗を流しながら食べる鍋料理も美味しいですよ♪

今回は、自宅で簡単に楽しめるタイの鍋料理『タイスキ』のレシピを紹介します。

タイスキとは?

その名の通り、「タイスキ」とはタイのすき焼きです。タイ風しゃぶしゃぶとも言われたりします。

タイでは、真ん中に穴が開いたお鍋を使用することが多く、お鍋にお湯や鶏ガラスープを入れて、そこに野菜やお肉、肉団子、魚介類を入れて煮て、特製のタレにつけて食べます

タイスキのたれとは?

基本的には、ナンプラーや醤油、オイスターソース、ごま油、砂糖などの調味料に、すり潰したにんにくや唐辛子、すりごまなどを加え、レモン汁で味を調えたものがタイスキのタレです。

ぞれぞれの家庭やレストランによってもレシピは異なります。

家庭でタイスキをやりたい時は、市販のものを使うと簡単にできます。

最近では、アジア食品を扱うお店だけでなく、業務スーパーやスーパーマーケット、通販でも買うことができます。

自宅で「タイスキ」を作ってみよう!!

準備するもの

お鍋に合う野菜だったら基本的には何でもOKです。今回は、日本のスーパーで簡単に手に入る食材を使ったレシピを紹介します。

タイスキの材料

【野菜】大根、人参、にら、えのき、しめじorしいたけ、白菜orキャベツ、お好みでセロリやパクチー

【肉類】豚肉、鶏団子

【魚介類】エビ、白身魚、ホタテ、イカ等

【その他】たまご、春雨、豆腐

【調味料】鶏ガラスープの素、市販のタイスキのたれ、醤油(日本の醤油でOK。あればタイの醤油シーユーカオ)

タイスキの作り方

①野菜やお肉、魚介類を食べやすい大きさに切ります。

魚介類、肉類などは溶いた卵に入れて、そこに油(植物系)と醤油を少しだけふりかけて、混ぜ合わせておきます。

③大きめのお鍋やすきやき鍋などに、お湯または鶏ガラスープを入れて煮立ってきたら、火が通りにくい野菜から順番に入れていきます。

④野菜にだいたい火が通ったら、最後に卵に浸けておいたお肉や魚介類を入れて、卵もお鍋に回し入れます。全ての具材に火が通ったら完成です。

春雨はこの時に一緒に入れても良いですし、最後の締めに入れてもどちらでもOKです。

見た目はレストランと違って、ごちゃごちゃに入れちゃいましたが…(汗)美味しいです!!タイスキのお鍋がなくても、普通のお鍋で簡単に作れます。

小さいお子さんや辛い食べ物が苦手な人がいる家庭では、水炊きではなく鶏ガラスープで作れば「鶏ガラスープ鍋」としてそのまま食べられるので、鶏ガラスープの素を入れて作ると良いかと思います。

タレにひと工夫すると美味しさアップ!タイスキの食べ方は?

市販のタレはそのまま使えますが、フライパンに少量の植物油を敷いて、そこに使う分のタレを入れ、軽く火を通してから使うことをおススメします。そうすると、辛さもまろやかになります。

少量でもけっこうな辛さなので、一つの瓶で何度もタイスキができます。余ったタレは冷蔵庫で保存しておき、早めに使い切りましょう。

あとは、自分のお椀に好きな具材を取り分け、具材にタレを直接かけて食べます。辛いのが好きな人は、小皿に入れたタレに具材をディップして食べても良いと思います。

具材とスープをお椀に入れ、タレとスープを混ぜ合わせて食べるのも美味しいです。私はこの食べ方が一番好きです。

物足りない時や味に変化を付けたいときは、刻んだ青唐辛子やにんにく、レモン(ライム)、パクチーなどを加えて、自分のお好みの味にして食べるのがタイスタイルです。

ナンプラーに、刻んだ唐辛子とにんにく、砂糖、レモン汁を加えて混ぜた「プリックナンプラー」という万能調味料が、タイのレストランに行くとテーブルに置いてあります。これをかけて食べたりもしますが、辛さに注意です‼試してみたい方は作ってみてください♪

写真の右側が油をなじませ火を通したタイスキのタレ、上の小さな器の調味料がプリックナンプラー

まとめ

いかがでしたか…?日本のお鍋と同じように、簡単に自宅でタイスキが作れることが分かったと思います。

暑い夏も寒い冬も、汗を流しながらピリ辛のタイスキをご家庭で味わってみてはいかがでしょうか。ご覧いただきありがとうございます。