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「林修の今でしょ講座」で話題!体に良い納豆の種類は?コロナ禍で注目の納豆とは?

1月12日放送の林修の今でしょ!講座2時間スペシャルでは、納豆について特集されました。

納豆はスーパーではもちろんのこと、コンビニやドラッグストアなどでも買うことができますが、値段、豆の大きさ、銘柄、容器など様々な種類の納豆があり、また、タレやからしが付いてあるものとないものなど、様々です。

番組では、ヒットしている納豆を医学と科学の目線で分析し、個人にあった納豆が分かる賢い食べ分け術を専門家が講義していました。

番組の内容を紹介するとともに、納豆に関する情報をお伝えしていきます。

多くの栄養素が含まれる納豆について

納豆には五大栄養素全てが含まれていて、極論を言うと納豆だけ食べていれば生きていけるとのことです。

炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンの五大栄養素だけでなく、ナットウキナーゼ、食物繊維などたくさんの栄養も含まれています。納豆菌が大豆の成分を分解し、いろんな栄養素が生まれてくるそうです。

また、納豆のネバネバにはアミノ酸やナットウキナーゼの栄養が含まれているそうです。国立がん研究センターの最新の研究によると、1日1パック納豆を食べると、心筋梗塞やガンなどの死亡リスクが下がるという研究結果も発表されているということです。

納豆は、免疫力の向上に期待できる栄養パワーで、コロナ禍の現在では過去最高の2500億円市場になっているといいます。

栄養にこだわって大ヒットした納豆は?

免疫に対する機能性が約1.5倍も高い納豆菌が入ったスーパー納豆

まず最初に取り上げられていたのが「すごい納豆S903」です。


この納豆は免疫に対する機能性が1.5倍の納豆菌で、さらにタレには乳酸菌が含まれているそうです。

S903とあるのは、納豆菌を調べて903番目に見つかった納豆菌が一番良い菌だったからとか…。こんなに調べているのは驚きです!!

納豆菌は胃で消化されず腸まで届き、善玉菌のえさになり腸内で善玉菌を増やしてくれるそうです。

このS903は免疫細胞をつくるのに必要な、一番良い納豆菌だそうです。

実験ではインフルエンザを抑制することも分かっていて、感染症を防ぐには、納豆菌で免疫力アップすることが大事だということが分かります。


S903納豆を使ったおススメのレシピも紹介されていました↓↓

納豆の鯖缶和え

納豆を食べる時にちょっと面倒に感じるのが、フィルムをはがし、付属のタレをかける作業ではないでしょうか。

納豆にたれとからしを加え、食べやすい大きさにした鯖缶とネギを加えて、混ぜ合わせる。お好みでごまとレモン加え、ご飯にかけたら完成。

サバに含まれるEPA、DHAで相乗効果で、免疫アップにつながる!!


ただ、乳酸菌は腸内にいるが納豆菌は体の中では作れないので、納豆菌は食べ続けなければ一日でいなくなるようです。続けて食べることが大事です。食べる量は2、3パック食べても問題はないそうです!!

タカノフーズ㈱HPより引用

筋肉量をふやす効果が期待できる納豆

筋肉量をふやす効果を期待できる納豆が「金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれ」です。玉子かけご飯のような味わいの納豆ですが、タレの中にたっぷり黄身が使われています。

植物性タンパク質と動物性タンパク質のWタンパク質を同時に接種できるので、筋肉の減少を抑え筋肉を作り、筋力upにつながるそうです。

気を付けたいのは、黄身と一緒に取ると効果アップですが、玉子の白身にはアビジンというものが含まれていて、納豆に含まれているビオチンと混ぜると脂肪の代謝や肌に良い効果が減少するようです。

筋力アップ!紹介されたレシピ

卵を少しだけかき混ぜてレンジに入れ、800wで30秒ほど温める⇒混ぜた納豆と玉子をご飯にのせて食べる。
お好みでメカブも加えるとアクセントになってgood!!

玉子の白身に含まれるアビジンは、熱に弱いので加熱されれば大丈夫なようです!!

その他、筋力アップレシピとして納豆チーズ温玉パスタも紹介されていました。

タレにこだわった納豆

タレにこだわった2つの納豆が紹介されました。

一つ目は『おろしだれ納豆』です。たっぷりの大根おろしだれで、さっぱりとたべられる納豆です。

あづま食品㈱HPより引用

二つ目は、『金のつぶ 梅風味 黒酢たれ』です。ほんのり甘酸っぱく、まろやかな味です。気になるにおいを抑えた納豆で、さっぱりとした梅風味が楽しめます。

幻の黒大豆パワーでダイエット効果が期待できる納豆!?

続いて紹介されたのは「幻の大豆 黒千石 小粒納豆」です。

脂肪燃焼効果が期待できるすごい栄養素が含まれているそうで、脂肪の吸収を抑制するアントシア、血中コレステロールを下げるレシチン、便秘を解消する納豆菌の3つで、ダイエット効果が高まるそうです。

黒豆は納豆菌に対する抗菌作用もあるため、納豆菌をつけるのは難しいそうですが、それを実現したという珍しい黒豆の納豆だということです。

黒千石はアントシアニン豊富で、戦後は絶滅して生産がストップしたそうですが、2001年に偶然発見された50粒から、復活したそうです。

納豆を付属のたれと生わさびを加え混ぜ、角切りのアボガドを加え、オリーブオイルで和えて食べると、アントシアニンと不飽和脂肪酸のW効果で、ダイエット効果があると紹介されていました。

新型コロナによる自粛太り・正月太りの解消に、脂肪の吸収を抑制してダイエット効果のある、黒千石の納豆をぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

プチ情報

納豆にタレをかけるタイミングは、混ぜてからの方が良いと紹介していました。最初に入れると、アミノ酸が分解されて美味しさが減少するとか!?

マスクによる肌トラブルを解決する納豆!?

続いて、マスクによる肌トラブルが急増している今おすすめされるのが
発酵コラーゲン納豆 おかめ納豆だと言います。

こちらの納豆のタレにはコラーゲンが入っているそうです。肌の張りや髪のつや、骨を折れにくくするのは、3分の2はカルシウムですが、3分の1はコラーゲンだそうです。

本来コラーゲンは食品から吸収しにくいそうですが、この納豆は吸収されやすくなっているそうですから驚きです!!


肌荒れ改善や免疫アップで、今の時期におススメの納豆だということです。

タカノフーズ㈱HPより引用

納豆を食べる時のあの悩みを革命的な解決した便利な納豆

必ずと言っていいほど、フィルムを剝がす時に1粒や2粒の納豆がフィルムに残るし、タレもバッと溢れて手に付かないように開けるのが意外と難しかったりします…。そこで考えられたのが、タレ袋や半透明の袋もない納豆です。

そもそもフィルムの役割は?

乾燥を防ぐ、発酵を調整する、たれ袋に納豆がつかないようにするため!! 

手が汚れるとか、小袋が開けにくいというお客様の声を聞き、今求められるのは食べやすさと気づいたそうです。

研究を繰り返し、開発には200人、18か月かかったそうです。たまたま、開発中に手でふたを潰してしまい、その時にたまたま割れて、たれを入れるのにはフタしかないと思いついたとか!?

ふたの中央にあらかじめタレが入っているので、ふたを容器から切り離し、ふたをパキッ!と割ってタレをかける、とても便利な納豆です。

とろけるやわらかな食感で、パキッ!と割れる音も子どもが好きで、ミツカンの人気商品になっているそうです。

納豆の独特のにおいがない!?苦手な人でも食べられる不思議な納豆

納豆が苦手な人におすすめするのが「金のつぶ におわなっとう」です。

2万くらいの納豆菌を調べて実験を繰り返し、におい成分を調べたそうです。企業努力に脱帽ですね!!

名前通り納豆のにおいがないので、納豆が苦手な人はもちろんのこと、子どもにも食べやすくて良いと思います。

ミツカンHPより引用

納豆にはビタミンCがないのが弱点なので、千切りキャベツやカットキャベツを電子レンジで加熱し、そこに納豆をのせて、めんつゆをかけて食べると、ビタミンCを補えて良いそうです。 (お好みで刻みのりをのせて)

脳や骨にいい栄養を凝縮したひきわり納豆

続いては、「国産 大きなひきわり」。この納豆はひきわりですが、通常の粒と同じくらいの大きさだそうです。粒を大きくすることで食感もアップで人気のようです。

ひきわりのほうが表面積が広いため納豆菌が多く、つぶ納豆に比べ1.6倍のビタミンKが含まれているそうです。また、脳の細胞を活性化するスペルミジンが1.4倍含まれていて、強い抗酸化作用も持つそうです。


脳や骨にいい栄養を凝縮した納豆なので、コロナ禍で運動不足の人におススメしたい納豆だと思います。

あづま食品㈱HPより引用

まとめ

番組では人気の商品を医学と科学で解明していました。大事なところを短くまとめてみたので、納豆を購入するときの参考にして頂けたら幸いです。

自分に合った納豆を見つけて、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか…?納豆を食べて免疫力アップして、病気に負けない身体を作っていきたいですね。