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1月28日は宇宙からの警告の日。地球外生命体(宇宙人)の発見も近い!?

1月28日はアメリカのスペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故が起きた日です。

この日は「宇宙からの警告の日」としても知られています。

宇宙に目を向けてみる日にすると良いでしょう。宇宙の惑星についても振り返りたいと思います。

チャレンジャー号爆発事故とは?

チャレンジャー号爆発事故は、1986年1月28日にアメリカ合衆国のスペースシャトルチャレンジャー号が打ち上げから73秒後に分解し、7名の乗組員が全員死亡した事故です。

同オービタは、北米東部標準時午前11時39分にアメリカ合衆国フロリダ州中部沖の大西洋上で空中分解しました。この打ち上げはチャレンジャーにとって10回目でした。

日本にルーツのある宇宙飛行士

乗組員のひとりであったエリソン・ショージ・オニヅカは日系3世で、アメリカの宇宙計画で初のアジア系の宇宙飛行士でした。

1983年には、家族とともに来日を果たし、父方の故郷である福岡を訪れお墓参りをし、記念講演も行っています。

父の故郷である福岡県うきは市には、功績を称えて命名された「エリソン・オニヅカ橋」があります。

宇宙からの警告の日

この事故について作家の大江健三郎は著書「治療塔」の中で、「宇宙意志からの警告」と表現しました。

そのことから、1月28日は「宇宙からの警告の日」と呼ばれるようになったようです。

太陽系と系外惑星ってなんだっけ?

太陽系とは?

太陽が中心にあり、その周りを8個の惑星がまわっています。地球もそのうちの一つですね。

惑星の他にも、惑星の周りをまわっている衛星や、小惑星、太陽系外縁天体がありますが、これらすべての集まりが太陽系と呼ばれます。

系外惑星って?

学校の授業などで習うので太陽系は多くの人が知っていると思いますが、太陽系以外でもたくさんの惑星は発見されていて、それらの惑星を太陽系外惑星といいます。

惑星は恒星と違って、自分で輝くことができない小さな天体です。太陽系の惑星は、太陽の周りをだいたい円を描くような軌道で公転していますが、系外惑星は大きさや性質、軌道が変化に富んでいるといいます。

1995年に初めて発見され、現在では約4,000個が発見されています。

その系外惑星の中での特に注目されているのが、「スーパーアース」で第2の地球とも呼ばれる惑星です。

スーパーアースとは?

スーパーアースは地球より大きく、海王星よりも小さな系外惑星です。太陽系にない種類の惑星で、地球型惑星よりも観測しやすく、巨大惑星よりも多く存在しているといいます。最近では、観測の技術が向上して、大気に水蒸気があるものや、もやがかかっているものなども推測されています。       スーパーアースには、豊富な水があることが予想されるため、現在最も注目されています。

このような系外惑星の探査によって、地球外生命体の存在を探ることができます。地球以外で生命を発見することができれば、地球の生命がどのように誕生したのかを知る手がかりになるといいます。

地球に似た系外惑星が次々と発見されつつあるということは、近い将来、私たちから見た宇宙人(地球外生命体)が発見される日も、そう遠くないのかもしれませんね。

米国防総省は2020年4月に、機密解除された「未確認の飛行現象」の映像を3本公開しています。これらの映像は、2004年に海軍の戦闘機パイロットが撮影したものと、2015年に撮影されたものです。

どうして今ごろ公開したのか考えると、その日に向けて着々と準備を進めているのかもしれませんね!!

ちなみに、映画「スター・ウォーズ」では、『タトゥイーン』と呼ばれる惑星が出てきます。スターウォーズファンなら、誰もが知っていることと思いますが、タトゥイーンは、アナキンやルークが育ち、オビ=ワン・ケノービが長い間、隠遁生活を送っていたところですね!!

このタトゥイーンは、銀河系の外縁領域であるアウターリムという所に位置しますが、2つの太陽のような恒星が出てきます。1つは太陽のような黄色い恒星で、もう一つは真っ赤な※赤色矮星(せきしょくわいせい)です。このような惑星は、実際に存在することがわかっています。

※赤色矮星とは

主系列星のうち、質量が小さく暗い赤色の光を放つ恒星太陽より小さく、核融合に使われる水素の量も少ないが、エネルギー消費がおだやかであるため、活動する期間はきわめて長い。

コトバンクより引用

まとめ

宇宙のことを考えると、果てしなく様々な疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。いろいろな想像を膨らませ、どんな世界が広がっているのか考えただけでワクワクしてくると思います。

未来のため、科学の発展のため、または生命の誕生を知るため等々、たくさんの人々の大きな夢を託されて宇宙へと向かったチャレンジャー号の不運な事故は、決して忘れてはいけない、覚えておきたい出来事だと思います。

1月28日は宇宙のことを考えたり、少しでも目を向ける日になればいいと思います。