1月26日のツイッターではパインアメがトレンド入りし、ネットニュースでも取り上げられ、話題になりました。
みんな大好きなパインアメとともに、懐かしの個人的に大好きだったキャンディを紹介します。
パインアメは吹かないで…
私も子どもの頃に、音を鳴らそうと一生懸命吹いて、友達と競い合っていたことを思い出しましたが、吹くための穴ではなかったんですね…。
誰もが一度は音を鳴らそうと吹いてみた経験があるのではないでしょうか。
【ご注意】
— パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) January 25, 2021
感染症対策のため、パインアメを吹いて鳴らそうとすることは暫くの間ご遠慮いただけましたら幸いですというかもともと鳴るようには作ってないんですけどね
パイン㈱は、この穴は吹くためでなく、缶詰の輪切りパインをイメージしてあの形になったともツイートしています。
パイン株式会社は、大阪府大阪市天王寺区に本社を置く1948年創業の飴を中心とする菓子メーカーです。
パインアメは、昭和26年より幅広い世代に愛され続けてきたキャンディで、甘酸っぱくてジューシーな味わいのキャンディです。
本物のパインみたいに美味しくて、ついつい食べすぎてしまうんですよね。舌がピリピリするまで食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
パイン㈱はパインアメだけでなく、オレンジアメやあわだま、ぶどう3つなど、誰もが一度は食べたことがあるであろう昔から親しまれている、たくさんのキャンディも販売しています。
私は、飴の中にガムが入った「どんぐりガム」が子どもの頃は特に好きでした。
最近では、ミント味の「快適マスク生活」のキャンディがおススメです!!自分の口のにおいも、マスクの中がこもった感じの不快感も、軽減してくれます。口の中がスッキリしますよ♪
サクマ式ドロップスとサクマドロップス
緑の缶と赤い缶のドロップス。子どものころは…というか割と最近まで、どちらも、同じ会社から発売されていると思っていました。
「すもも味が大好きなのに今回のは入ってないなぁ」とか、「またチョコレート味が残ったなぁ」とか、よく思っていました。
赤い缶のサクマ式ドロップスは「火垂るの墓」にも誕生し、火垂るの墓に出てくる節子がデザインされた缶を見たことがある人も多いと思います。
「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」。「式」がつきかつかないかの違いだけですが、実は「サクマ式ドロップス」は佐久間製菓株式会社、「サクマドロップス」はサクマ製菓株式会社が販売しています。
1908年(明治41年)、佐久間惣次郎商店(後の佐久間製菓株式会社)が「サクマ式ドロップス」の発売を開始し、1913年(大正2年)には缶入りでの発売を始めました。
その後、太平洋戦争により砂糖の供給が止まると同社は廃業へ追い込まれていしまいますが、終戦後、同社で番頭の立場にあった人物が豊島区池袋に佐久間製菓を立ち上げて、さらに社長を務めていた人物の三男は、渋谷区恵比寿にサクマ製菓を立ち上げます。
そしてこの2社が裁判で争った結果、佐久間製菓が「サクマ式ドロップス」の商標を使うことが認められたというわけです。サクマ製菓はそのまま社名を名乗ることが認められたそうです。
なんとも複雑な大人の事情が絡んでいたのですね…。
個人的には、サクマ式ドロップスにしかないぶどう味、サクマドロップスにしかすもも味が一番好きです♡
池袋の「佐久間製菓」から発売されている。容器には赤色の缶などが使われており、マークには菱形にヨットの絵が
描かれている。
味の種類:イチゴ、レモン、オレンジ、パイン、リンゴ、ハッカ、ブドウ、チョコ
恵比寿の「サクマ製菓」(後に目黒区へ移転)から発売されている。容器には緑色の缶などが使われていて、マークには王冠とヨットの絵、「サクマ製菓」や「しぶや」の文字が描かれている。
味の種類:イチゴ、レモン、オレンジ、パイン、リンゴ、ハッカ、メロン、スモモ
マスカットキャンディ
1946年創業のカバヤは、赤箱のキャラメル販売から始まりました。甘いものが不足していた時代で爆発的な売れ行きだったと言います。
その後、総合菓子メーカーとなり、様々な種類のお菓子の販売を始め、1975年(昭和50年)に発売されたのがマスカットキャンディです。
私だけでなく、子どもの頃に大好きだった人はたくさんいるはずです!!
見た目も本物のマスカットみたいにキレイなツヤのある緑色で、それが透明のフィルムに包まれていて可愛いんですよね!!そして口に入れた瞬間、口の中にマスカットの香りが広がり、甘くて幸せな気持ちになります。
思い出すだけで食べたくなりますが、残念ながら現在は販売を終了しています。
現在売られているカバヤのキャンディには、フルーツのど飴や沖縄黒飴などがあります。
私は喉が痛い時は、決まってこのキンカンのど飴を購入しています。
カンロ飴
あまじょっぱいおいしさで、食べるとどこか懐かしい気持ちにさせてくれるカンロ飴。
子どもの頃、よくおばあちゃんにもらって食べていた飴で、時々懐かしくて食べたくなったりします。
カンロ株式会社は、東京都新宿区に本社を置き、飴を中心とした菓子の製造を事業の中核とする日本の食品メーカーです。
宮本製菓所として大正時代に創業しました。カンロ飴がヒットしたため、その後昭和35年に社名を「カンロ株式会社」に変えたといいます。
セロハン紙で個別包装されているキャンディとしては、カンロ飴が日本発のようです。
カンロ飴の原材料は、砂糖と水飴、醤油を使っています。まろやかな甘さとすっきりとした後味が特徴です。発売以来レシピは変わりませんが、2018年素材を活かしつつ醤油に調味料(アミノ酸)を使用しない、新製法を開発したそうです!
バターボール
こちらも、幸せな気持ちにしてくれるキャンディで、子ども時代は1、2位を争うくらいに大好きだったキャンディです。
フレッシュバターと生クリームをたっぷり使用した最高級のバターボールキャンディで、爽やかなレモンの風味がおいしさをさらに引きたてています。
バターボールは味覚糖株式会社から発売されています。味覚糖株式会社は、大阪府大阪市中央区神崎町に本社を置く、主にキャンディを中心とする製菓会社です。一般的には「UHA味覚糖」の名で知られていますね。
バターボールは、昭和27年に発売したロングセラー商品です。時代の流れとともに変化するお客さんの嗜好にあわせて、風味は若干の変更を行なっているといいます。このバターボールはパインアメの1年あとに発売されているようです。
在宅ワークをしながら、または子どもと一緒に、昔懐かしのキャンディを味わってみてはいかがでしょうか。